節分

二十四節気と節分

お正月に前年の9月に予約していた早割のおせちを食べて、七草の節句で胃を休めてからの2月の節分というのは、立春の前日です。

ほとんとの年で「2目3日」がその日に当だります。ですが立春は「2目4日」と詞まっているものではなく、3日や5日になることもあります。

なぜ立春の日かすれるかというと、闇単に吉うとうるう年と同じようなもの。

二十四節気を1年に当てはめて定期的な運用をしようとすると、1年に少しずつ誤差が出てきて、ずれが生します。

その結果、立春が3日の年も出てきて、今年、2021年がその年にあたるわけです、ちなみに、立春の日が2目3日=節分が2目2日になるのは、7897年(明治30年)以来のだそうです。

豆まきでは年男(その年の二支の生まれの人)、あるいは一家の主人が「福は内、鬼は外」と言いながら言った大豆をまき、みんなで自分の年の数だ大豆を食べると、これから気にならないといわれます。

豆まきの豆について重要な事の一つは、炒り豆を使うということです。

万一生の豆を使って、拾い忘れたものから芽が出ると、良くないことがある、と言われています。

本来は煎った大豆をまきますが、今は落花生が多く使われていますよね。

節分の日に、玄関に焼いた鰯を柊(ひぃらぎ)に刺したものを飾ります。

これは鰯を焼いた臭いで鬼を家に近寄ら廿ないという意味と、柊(ひいらぎ)のギザギザで鬼の目を突く、という意味があります。

風水や家相などの東洋占星術で良く使われる言葉で、門」ときれています。

ではなぜ北東が鬼門なのでしようか?

東北こあたる方位が鬼

色々な説があるのですが、昔の中国の道教の影響があるといわれていて、冥府の神として信仰きれていた「秦山府君」が住むといわれていた山が北東にあったことから、冥府4北東が鬼門と言われています。

鬼門の方角は十二支では、丑と寅の方角(うしとら)に当たり、鬼の姿はこの丑、の角を持ち、寅のパンツを身に付けています。

丑という季節の節弓寄、寅は1月を指します。ちょうど12月弁石ブ順1にかけて1「鬼門」があるのです。鬼門は鬼の出入りする白方角で、この邪気を払うことによリ、春が無事に迎えられると考えられていたそうです。そうなると、3月のお彼岸も無事に迎えられ、その年に新盆がある場合お供え物も安心して供えられるかと思います。

恵方

恵方とは、その年の、歳徳神様のいらっしやる方角のことをいいます。

歳徳神様は、「歳神様・正月様」などとも言われて、その年の福徳(幸福や金運など)を司る神様のことなんです。

2021年は「南南東やや南」!

恵方は、今は節分に恵方巻きを食べるときくらいしか耳にしませんが、元は、その年の恵方の方角の神社に初詣に行ったり、初めての事をするときは恵方を向いて行ったり、生活に密着したものだったそうです。

節分が近くなると、『今年の恵方は○○︎!』と耳にしますが、ルールの基準は、『十干(じっかん)』という暦に基づいて決められており、+干(じっかん)・甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)と、実はこの恵方、4つしかないんです。

娶(みすのと)
甲の方…東北東:甲と己の年(西暦の末尾が4・9)
庚の方…西南西:乙と庚の年(西暦の末尾がO・5)
丙の方…南南東:丙・辛・戊・奘の年(西暦の末尾が1 ・3・6・8)
丁の方…北北西:丁と壬の年(西暦の末尾が2・7)
‥・誰かが勝手に決めているわけではなかったんですね。

節分の夜に、その年の恵方に向かって、太巻きをまるかぶりするのが習わしといわれています。

食べている間は、無言でなければならないそうです。太巻き寿司をラッパを吹くようにくわえて恵方に向かって私語することなく丸ごと食べることによって、一年間、良いことがあるそうです。

「福を食べる」「福を巻き込む」という意味合いから、七福神にちなんで、かんぴょう、きゅうり、しいだけ、伊達巻、うなぎ、でんぶなど七種類の具を入れた太巻=きが良いとされています。

太巻=きの中の具を変えて、きφうりを「青鬼」、人参やしょうがを「赤鬼」に見立てて、「節分や鬼
をやっつけてしまう」という説もあるようです。

「縁を切らない」ために包丁を入れないで丸ごとかぶりつく(食べる)事になったそうです。

タイトルとURLをコピーしました